デザイン性に優れたマンションの落とし穴
新年度になり、弊社も新入社員の若いパワーをもらい、活気がでております。
さて、今回はデザイン性に優れたマンションの落とし穴についてです。
外観編
街を歩いていると、コンクリート打ちっぱなしの状態の建物や壁から植物を吊るした物件、綺麗に塗装されたペンキ塗りの物件等を見かけることはよくあります。一見おしゃれなマンションにみえますが、実はしっかりメンテナンスをしないと、時間とともに廃墟みたいになってしまいます。まず、コンクリートがむき出しになった状態は、ダイレクトで雨風にさらされております。
ダメージを蓄積し、ひび割れや黒ずんだ暗い建物になってしまいます。ペンキを塗っただけの建物もそこまで大差ありません。
植物を吊るした建物はきちんと手入れをしないと枯れてツタが壁に張り付き、枯れてしまい虫が湧くといったことになりかねません。
対しタイル張りの場合、コンクリートの盾となり、劣化を防ぎ、工事の際はタイルを剥がしてまた貼りなおすことも可能でメンテナンスもしやすく、建物をしっかり守ってくれる造りとなります。
共用部編
共用部に噴水や滝、植栽が植えられていたりする建物もよくあります。
こちらもきちんと管理をしないと、外観同様に虫が湧いたり、下水のにおいが充満していきます。
さらに換気もしないと湿気がこもり、夏はつらいかもしれません。壁にカビが発生してしまうこともあります。
もちろん、綺麗に維持管理をするためのコストも高くなります。
ご自身で住むマンションでしたら良いかもしれませんが、投資としてはコストがかかるだけで将来的にみるとそこまで必要性を感じません。また、噴水があるから、植栽があるからという理由での資産価値の向上はあまり期待できません。
室内編
おしゃれなお部屋は機能性に欠けていることがよくあり、住んでみたら寒かったり、デザイン重視で湿気が多くカビが生える、
特殊な形の電球を使っており交換に手間取り、通常のものより高くなるといったこともあります。
また、リノベーション物件でよくあるのが、配管を交換しておらず、故障するケース。工事をするのにもまた費用がかかり、
工事後に同じ素材の材料を仕入れることができるかもわかりません。
まとめ
デザインにこだわるのは良いですが、「投資」として長期的に見たときに入居者に不便がないか、収益性はあるのか、
コストの方が多くないか、見た目だけではなく性能は良いか等考える必要があります。
見栄えを良くしたことで賃料としてリターンがあるかどうかを見極め、無駄な維持コストが発生しないかをよく検討しましょう。





